みんせい駒場班の2003年の取り組み

みんせい駒場班が2003年に取り組んだこと(3月〜)

12月の取り組み

★12月19日(金)★ 「第3回中央委員会決議」を学習した後、鍋で交流しました!

 今年最後の班会では、12月12日に発表された民青同盟の「第3回中央委員会決議(第31大会決議案)」について学習し、その後、キムチ鍋をつくりました。今度は闇鍋ではなく普通の鍋です。やはり冬は鍋に限りますねぇ。体も心もあったまり、楽しいひとときでした。

★12月13日(土)★ 学習会「これからどうなる?日本と世界〜日本共産党大会決議案についてもお話しします」に参加しました!

 夜は、民青同盟東京都委員会などが主催した「科学の目」講座特別編に参加しました。テーマはこれからどうなる?日本と世界〜新しい変革への道をともにすすもうでした。講師は山口富男衆議院議員(日本共産党・比例東京ブロック)です。

 山口さんの興味深いお話に加え、質問にも一つひとつ丁寧にこたえて下さり、大変参考になりました。

★12月13日(土)★ 学習会「第3回中央委員会決議」に参加しました!

 民青同盟中央委員会が12月12日に「第3回中央委員会決議(第31大会決議案)」を発表しました。その決議についての学習会が午後民青会館で行われ、私たちも参加しました。

 民青同盟の第31回全国大会は、2004年2月13〜15日に行われます。今回の第3回中央委員会で決まったのは、この第31回全国大会で議論される決議案です。

★12月11日(木)★ 自衛隊のイラク派兵問題(第3弾)について学習しました!

 「イラク復興のためには自衛隊派遣は必要なんじゃないの?」など、よくある疑問に答える形で学習を行いました。実態は、小泉首相の言うこととはまったく違い、イラク復興ではなくイラクを占領・支配しているアメリカ軍支援のために自衛隊は派兵されます。しかも国連の枠組みではなく、自衛隊はアメリカ軍の指揮下に入るためアメリカ軍と一体化します。イラク国民にとって自衛隊は侵略者となり、殺し殺されることになるのです。まさに自衛隊のいくところが戦闘地となるわけです。この本質をきちんと見抜くことが重要です。

★12月10日(水)★ イラク派兵反対の「12・10中央集会」に参加しました!

 「イラクに自衛隊を送るな! 憲法9条を守れ」と、東京・日比谷野外音楽堂で12・10中央集会が開かれ、7000人が参加。私たちも参加しました。集会では、日本共産党の志位和夫委員長もかけつけ、イラク派兵の何が問題か、わかりやすく話しました。そして、参加者は集会後、銀座までデモ行進し、「イラク派兵やめよ」の声を広げました。

 事態はひじょうに緊迫してきています。小泉首相は国民や世界の声を押し切り、アメリカに言われるがままにホイホイとイラク派兵を実行しようとしています。イラク派兵反対、憲法9条を守れ、の声をさらに大きく広げていきましょう。

 ■志位さんのお話の内容はこちら「日本共産党の志位和夫委員長のあいさつ」

★12月4日(木)★ 自衛隊のイラク派兵問題(第2弾)について学習しました!

 「イラクへの自衛隊派兵問題を考える」というテーマで学習しました。日本人外交官が2人殺害されたにもかかわらず、小泉首相は閣議決定で自衛隊派兵を決めました。この問題、かなり切迫しています。これ以上の犠牲者をうまないために何ができるかみんなで考えよう。

11月の取り組み

★11月27日(木)★ 憲法改悪問題について学習しました!

 「憲法改悪問題を考える」というテーマで学習しました。総選挙では自民・民主が改憲を公約しました。選挙の後、さっそく自民・民主・公明の「国防族」議員達が「日米安全保障戦略会議」を開き、軍需産業と軍拡について話し合いました。事態は進んでいます。憲法9条を変えてアメリカと一緒に戦争をする道を選ぶのか、それとも憲法9条を守り平和外交を推進して世界平和に貢献する日本になるのか。この問題についてみんなで考えました。

★11月20日(木)★ 自衛隊のイラク派兵問題について学習しました!

 「イラク派兵問題を考える」というテーマで学習しました。アメリカのラムズフェルド国防長官は、イラクでは戦闘地域と非戦闘地域の区別はないと言っています。政府は年内に派兵すると言ったものの、やっぱり年内は見送るなどと言ってみたり、アメリカの顔色をうかがっています。この問題は特別国会でも議論されました。

★11月16日(日)★ 闇鍋で交流しました!

 ある民青同盟員の家で闇鍋をしました。

 最初は普通の鍋をつくったんですが、大体落ち着いたところで闇鍋開始。部屋の電気を消して、ナタデココやら、柿ピーやら、チョコビスケットやら、アロエやら、グレープフルーツやら、……。

 ある参加者は、「最初の鍋はまさに『健康』的だったんですが、『闇鍋』はどうもねえ。一人だけ『うまい』と言ってもりもり食べていた人がいましたね。」と言っていました。まあ、交流が深まってよかったんではないでしょうか。

 最後に、関係者の声を紹介します。

 「深く反省します。次は普通の鍋にしましょう。」(ナタデココ責任者談)

★11月15日(土)★ 総選挙結果学習交流会に参加しました!

 日本共産党東京都委員会青年学生部長(参院東京選挙区予定候補者)今村順一郎さんのお話を聞きました。今回の総選挙は、日本共産党は20から9に議席を減らしたものの、得票自体は2001年の参院選とほぼ同じ陣地を維持しました。今回は、選挙直前に財界の大仕掛けで自民・民主の保守二大政党化が仕組まれたわけで、国民が真実を知るには時間が足りませんでした。自民・公明・民主が増税と憲法改悪をねらっている中、この企てを知れば必ず国民はこれを許さないでしょう。いよいよ正念場です。消費税増税・憲法改悪を許さない世論を広げるため、できることから始めましょう。

★11月14日(金)★ 日米関係について考えました!

 小森陽一教授が主催する「21世紀を生きるための知」という「東京大学社会連携・高大連携プログラム」が、毎週金曜日の6限に1323教室で行われています。14日は油井大三郎教授が「日米関係の現在と未来」というテーマで講義しました。この講義を聞いて、感想交流をしました。

 油井先生が「覇権交代は常に戦争を伴う。覇権交代そのものをやめなければならない」と言っていたことはその通りだと思われます。世界でも異常なアメリカ言いなりをやめさせるためにも、油井先生も指摘されていたように日米安保条約を見直す(解消する)時に来ていると思いました。

★11月6日(木)★ 教育基本法改悪問題について学習しました!

 「教育基本法改悪を考える」というテーマで一年生がレポートしました。教育基本法は、戦前の軍国主義教育の反省をふまえ、1947年に制定されました。教育基本法には、教育の目的とは、「人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたっとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成」(第1条)であると述べられています。しかし、自民党を中心として、教育基本法を改悪して、愛国心教育をおこない、国家に役立つ人づくりを目指す動きがあります。実際、自民党は今回の総選挙で、教育基本法の「改正」を公約しました。そして「国を誇りに思う心が自然と身に付くような教育、家庭・地域の教育力の回復」を行うとしています。

 教育基本法の改悪と憲法改悪は一体のものです。日の丸・君が代の強制、愛国心教育、そして「個人の命よりも大切なものがある」ことを教える「新しい歴史をつくる会」の教科書、……。その先にあるものは、憲法9条の改悪、徴兵制の実施とも言われています。いつか来た道を絶対にくり返してはなりません。

★11月2日(日)★ 学習決起集会&ホコ天作戦に参加しました!

 総選挙の決起集会&池袋でのホコ天作戦は、各大学などから150人が参加しました。池袋駅東口街頭でおこなった青年トーク集会には、次々と人だかりができました。

 現役自衛隊員でカンボジアや東ティモール派兵経験もある若者は、「自衛隊も残業ばかり。海外に派兵されるつもりで入隊したわけではない」と、日本共産党に投票することを約束してくれました。

 公明党支持の中小企業経営者も、医療改悪を進めた公明党の実態と日本共産党の政策を伝えると、支持を約束してくれました。

10月の取り組み

★10月31日(金)★ 「『正しいこと』はどのように探求可能か」を学習しました!

 「人間は真理を認識できるのか? 〜『フォイエルバッハ論』の入り口〜」というテーマで学習しました。真理探究のあり方を考えました。

 学習した内容は、
 1、はじめに
 2、まず、真理とは何か
 3、真理を認識するとはどういうことか? 〜ヘーゲルから学ぶ〜
 4、存在が先か思考が先か 〜フォイエルバッハ・マルクスから学ぶ〜
 5、そうはいっても人間は真理を認識することはできないのではないか 〜不可知論の問題〜
 6、真実への勇気(ヘーゲル)
 などが中心でした。活発に議論が行われ、認識を深めました。

★10月19日(日)★ 学習会「改憲、徹底批判〜憲法9条をめぐる本流と逆流の対決。その『過去、現在、これから』を学ぶ」に参加しました!

 午前は、民青同盟東京都委員会などが主催した「科学の目」講座第11弾「改憲、徹底批判〜憲法9条をめぐる本流と逆流の対決。その『過去、現在、これから』を学ぶ」に参加しました。今回の講座では、長年にわたり、憲法を守る運動の中心で活躍されている川村俊夫さん(憲法会議事務局長)をまねいて、改憲問題について学習しました。

 自民党は今回の総選挙で、“2005年に憲法「改正」に大きく踏みだす”と公約しました。時の首相がはっきり日程表を示して改憲論を言ったのは初めてのことです。民主党も憲法9条を念頭に“創憲”(=新しい憲法をつくる)と公約しました。公明党も「改憲まであと一歩」と言っています。今、憲法9条は非常に危険なところにきているのです。

 この背景には、世界で戦争を繰り広げるアメリカが、日本に対して、集団的自衛権を行使できるよう要求していることがあります。集団的自衛権とは、日本が攻撃されていないのにアメリカと一緒に戦争をすることができる権利ということです。

 再び戦争への道を選ぶわけにはいきません。世界では今、日本の憲法9条の意義が広く認められてきています。EUでは現在、憲法9条を参考に「戦争放棄」の条項を含む憲法をつくる動きが広がっています。世界の宝である平和憲法を守れ、の声を大きく広げていきましょう。

★10月19日(日)★ 「若者に仕事を 全国青年大集会〜若者みんなが働けるルールを」に参加しました!

 午後は雇用問題の集会でした。「小泉さんに言いたい! 若者がモノのように使い捨てられる日本に一体だれがしたんですか!」―。渋谷宮下公園で開かれた「若者に仕事を 全国青年大集会」。早朝4時に出発したという山形県の大学4年生、島根県からバスで11時間かけてきたという臨時採用の女性保育士など、風船や、横断幕を手に全国各地から集まった1000人の若者たちの熱気であふれました。日本共産党の志位和夫委員長もかけつけ、激励してくれました。

 ■志位さんのお話の内容はこちら「日本共産党の志位和夫委員長のあいさつ」

★10月9日(木)★ 若者の雇用問題について学習しました!

 「若者の雇用拡大に政府と大企業は責任を果たすべき・・若者を使い捨てにする社会と企業に未来はない」というテーマで学習しました。リストラ・倒産・失業が増え、フリーターも増加しているのは、その人本人の責任ではなく、政府・企業の責任が非常に大きいのです。サービス残業も野放し。これを改めさせるためには、ヨーロッパなみのルールをつくることが大切で、そのために政府は責任を果たす必要があります。

★10月5日(日)★ 「改憲問題学習会」を行いました!

 小泉首相が2005年に憲法「改正」案を出せと自民党に指示してから、この問題がクローズアップされています。自民党や民主党はマニフェストに改憲をかかげています。改憲は日本国民の要求ではありません。アメリカの要求で、アメリカと一緒に戦争できるようにするために集団的自衛権が必要だという考えから来ています。

 学習した内容は、
 1、今、なぜ改憲問題なのか
 2、改憲策動の震源地はアメリカ
 3、日本の改憲勢力の本当のねらい
 4、日本の未来は
 5、国民世論は
 6、総選挙で審判を
 などが中心でした。

 憲法9条を守ることは、日本の恒久平和を確保するだけでなく、アメリカの一国覇権主義を許さない世界をつくることと不可分の国際的意義をもつたたかいなのです。

9月の取り組み

★9月23日(休)★ 若者の雇用・就職問題についての学習会に参加しました!

 民青同盟東京都委員会などが主催した「若者に仕事を〜9.23学習&交流集会」に参加しました。講師は寺沢亜志也さん(日本共産党政策委員会事務局長)でした。

 不況でリストラ→失業者増→更なる不況→……。この深刻な悪循環が続いています。大企業は95年〜01年に108万人もの青年(34歳以下)の正社員を減らしています。一方で長時間過密労働と違法であるサービス残業。サービス残業をなくせば161万人もの雇用を増やせます。

 政府は、就職できないのは本人が悪い、ということを言い続けてきましたが、今やっと「企業の責任が大きい」と認め始めました。しかし、政府はまともに対策をとろうとしません。政府と大企業の責任で若者の正規雇用を増やすために、一人ひとりが声をあげ、ヨーロッパでは当たり前のルールを企業にきちんと守らせ、政治を変えることが必要だと感じました。

★9月15日(休)★ 若者の雇用・就職問題についての宣伝に参加しました!

 民青同盟東京都委員会などが主催した若者の雇用問題について、新宿アルタ前で行った宣伝に参加しました。青年に仕事を〜政府は真剣にとりくんでくださいの署名も集めました。

 実際に街で対話すると、仕事がなくて大変だとか、残業ばかりで体がもたない、などという声が聞かれ、本当に切実な問題だということがよくわかりました。

★9月8日(月)〜10日(水)★ 学生夏合宿に参加しました!

 他の大学の民青班と合同で、民青学生夏合宿を行いました。8日と9日は、日本共産党綱領改定案の学習」「青年の就職難やひどい労働条件をどうやって解決するか?」の学習会でした。日本共産党は、来年1月の党大会で綱領(党の憲法のようなもの)をわかりやすく改定します。この学習で、軍事・外交・経済面で日本がアメリカ言いなりになっている根本原因である安保条約をなくし、平和な日本をつくるための真の改革と21世紀の希望ある世界について学びました。また、青年の就職難の解決の方向も学びました。

 10日は「民青同盟の魅力って?役割って?」の学習会でした。イラク戦争反対の運動で日本の運動の先頭に立ち戦争解決の道を示してたたかった民青同盟の魅力と役割をみんなで学びました。

8月の取り組み

★8月6日(水)〜10日(日)★ 原水爆禁止世界大会(長崎)に参加しました!

 長崎で行われた原水爆禁止世界大会に参加しました。日本各地や世界各国から会場に入りきらないくらいの多くの人たちが参加し、核も戦争もない平和な世界を目指す人たちの熱気に包まれました。

 各地での平和の取り組みが元気いっぱいに紹介され、会場は大いに盛り上がりました。被爆者のお話も聞きました。資料館も見学しました。みんなで歌も歌いました。これから平和な世界をつくっていく私たち若い人たちの姿が多く見られ、非常に励まされました。

 現在、北朝鮮の核開発が問題になっています。また、アメリカがイラク戦争をおこし大量の民間人が犠牲になったにもかかわらず日本がそれに支持を表明するなど、世界平和を脅かす悲しいことがありました。一方でイラク戦争を許さない世論は世界中で大きく盛り上がりました。現在、アメリカでもイギリスでも、イラクに大量破壊兵器があったということが大きく疑われており、イラク戦争への大きな批判が巻きおこっています。

 結局、平和な世界をつくっていけるのは私たち一人ひとりの力、それを結集していくことだということを改めて実感しました。

★8月3日(日)〜4日(月)★ 夏合宿をおこないました!

 夏合宿を行いました。3日は、「資本論と今日の世界」の学習会でした。マルクス著『資本論』を読み解きながら、現代資本主義が直面している矛盾を分析し、その解決法を考えました。

 日本共産党の綱領改定案には、資本主義の7つの矛盾が示されています。それは、(1)広範な人民諸階層の状態の悪化、(2)貧富の格差の拡大、(3)くりかえす不況と大量失業、(4)国境を越えた金融投機の横行、(5)環境条件の地球的規模での破壊、(6)植民地支配の負の遺産の重大さ、(7)アジア・中東・アフリカ・ラテンアメリカの多くの国ぐにでの貧困の増大(南北問題)、です。

 これらをどう見るか、今日の世界の具体的な問題点を踏まえつつ、それらを乗り越えた社会の展望を考えました。

 4日は「帝国主義論」の学習会でした。アメリカのイラク戦争に典型的に見られるように、アメリカは世界を我が物顔で支配しようとしています。まさに、「帝国主義」の姿を露骨にあらわしています。そして、日本は軍事・経済などの根幹がアメリカに握られ従属する体制の中に組み込まれてしまっています。

 「帝国主義」とはそもそも何なのか、どういう性格をもっているのか、それは世界をどう覆っていくのか。そして、アメリカの横暴を打ち破る道は……?レーニン著『帝国主義論』の原点に返りながら、みんなで考えました。

7月の取り組み

★7月13日(木)★ 学習会「もう一つの地球へ 世界の激動をみる」に参加しました!

 民青同盟東京都委員会などが主催した「科学の目」講座第10弾「もう一つの地球へ 世界の激動をみる」に参加しました。参議院議員で日本共産党の国際局長として、世界を飛び回って平和外交をすすめる緒方靖夫さんが、マスコミ報道からは見えてこない、世界で広がる平和への胎動を縦横に語りました。さすが国際派の政治家なので、なかなか国際情勢の見方についてはなるほどという面が多くありました。特にイラク問題で日本が何をなすべきかという点については、本当に自衛隊を出すことはかえってイラク復興の妨げになるというのがよくわかりました。現地では自衛隊はいらないという声が多いわけですから。

★7月10日(木)★ 「戦争報道とマスコミ〜なぜ真実を伝えないのか マスコミのからくりを暴く〜」を学習しました!

 『しんぶん赤旗』論説委員会責任者の宮坂一男さんに来ていただき、「マスコミ報道のあり方を考える」というテーマでお話ししていただきました。

 イラク戦争、有事法制、イラク特措法…。マス・メディアはなぜ、こうした大きな問題を、きちんと取り上げようとしないのでしょうか。日本のマス・メディアは真実を伝えているのでしょうか。

 日本のマス・メディアがこのような構造的な問題を持つ背景として、
 1、商業主義(発行部数や視聴率のために競争、大企業や宗教団体などの広告主を批判できない)
 2、歴史と体質(戦後の再出発時に、自分たちが戦争推進の役割を果たしたことについての無反省)
 の2つがあることをあげ、その対極に位置しタブーなく真実を報道できる『しんぶん赤旗』(発行部数200万部)の魅力もお話ししていただきました。

 ■宮坂さんのお話の内容はこちら「マスコミ報道のあり方を考える」【このHP限定!】

★7月3日(木)★ 「日本の地方自治を問う」を学習しました!

 日本共産党自治体局の今田吉昭さんをお呼びし、「日本の地方自治の発展と展望をどのようにみればよいか」というテーマでお話ししていただきました。具体的な話を交えながら、自治体が今何をなすべきか、真に「地方の時代」をつくっていくためにはどうしたらよいか、考えました。学習した内容は、

 1、日本の地方自治のしくみは諸外国とくらべてどうか
 2、70年代に日本の人口の半数近くが住んでいたという革新自治体が果たした今日にもいかされている役割
 3、石原都政に見られるような、開発中心、福祉や教育の切り捨てなど、その背景
 4、市町村合併がなぜ今進められているのか、それをどう見たらいいのか
 5、いま問題になっている小泉政権の「三位一体」改革の是非
 6、現実に起こっている「新しい地方政治の流れ」は日本の政治をかえるどういう意味をもつのか
 などが中心でした。この学習を通じて、21世紀の地方自治のゆくえを展望しました。

 ■今田さんのお話の内容はこちら「日本の地方自治の発展と展望をどのようにみればよいか」【このHP限定!】

6月の取り組み

★6月27日(金)★ 「国際関係ユースセミナー」に参加しました!

 講師の緒方靖夫さんは日本共産党の参議院議員で、つい先日イラクに行って現地の調査をしてきたばかりです。現在のイラクがどうなっているのか、生々しく語ってくれました。

 イラクでは、「米英占領軍出て行け」の怒りの声が広がりつあり、自衛隊派遣を求める声はありません。「今自衛隊が来ると仕事がやりにくくなる」と現地のNGO職員も言っています。イラク復興は国連が中心的な役割を果たし医療・食料などの人道支援をすることが急務だというのが現地の状況だということでした。

 今、イラク特措法案で戦後初めて戦闘地に自衛隊を派遣しようというたくらみが進められています。これを許さない世論を広げましょう。

★6月19日(木)★ 「国立大学法人化を問う」を学習しました!

 現在、国立大学法人法案が国会で審議中で、政府は6月中に成立させようとしています。法人化により、学費が大幅に値上がりする、効率化の名のもとにもうけにつながらない学問は切り捨てられる、政府などの介入により、学問の自由が奪われる、などの、問題点が指摘されています。法人化は大学をどこへ導くのか。国立大学の法人化を問うことで、大学をめぐる問題を大きな視点からとらえました。

★6月15日(日)★ 学習会「『超能力』を科学する」に参加しました!

 民青同盟東京都委員会などが主催した「科学の目」講座第9弾「超能力を科学する〜占い、超能力から『遺跡』捏造まで」に参加しました。講師は立命館大学教授の安斎育郎さんでした。「人はなぜだまされるのか・疑わしい世をどう生きるか・」をテーマに、超能力やオカルトについて、その本質を一つひとつ科学的にあばいていくお話でした。スプーン曲げも披露しながら、超能力ではなく誰でもできるマジックだということを実証していました。ユーモアを交えた語り口は非常に面白く、会場一杯の聴衆は何度も爆笑していました。

★6月12日(木)★ 「不況のシステムと経済問題」(第2弾)を学習しました!

 どうしてバブル経済がおこったのか、その後なぜ今まで続く長期不況になったのか。小泉「構造改革」路線の何が問題なのか。「不況のシステムと経済問題」と題して、日本共産党政策委員会の垣内亮さんに来ていただき、今の政府の政策や日本経済の問題点をズバリ指摘し、その解決策や展望を考えました。

★6月10日(火)★ 「STOP!有事法制6.10大集会」に参加しました!

 「この日を有事法制を発動させないたたかいのスタートにしよう」-STOP!有事法制6.10大集会が18時30分から日比谷野外音楽堂で開かれ、会場の外にもあふれる5000人の熱気に包まれました。私たちも参加しました。

 日本共産党の穀田恵二国会対策委員長と社民党の福島瑞穂幹事長、島袋宗康参院議員(沖縄社会大衆党委員長)があいさつ。穀田氏は、「有事法制を発動させないたたかいを巻き起こそう。その力は国民の中にある」と強調するとともに、イラクに自衛隊を派遣しイラク占領に加担する新法の成立阻止を訴えました。

 集会後は銀座に向けてデモ行進しました。と思ったら、銀座を通り越して東京駅まで歩きました。けっこう歩いてくたびれましたが、それもこれもすべて有事法制推進勢力のせいですね。

 ■穀田さんのお話の内容はこちら「日本共産党の穀田国対委員長のあいさつ」

★6月9日(月)★ 学習会「イラク戦争と有事法制」に参加しました!

 ピース・ムーブメント実行委員会が主催して、東大教養学部の小森陽一教授を講師に「イラク戦争と有事法制」についての学習会が行われ、私たちも参加しました。この学習会、小森先生が大熱弁をふるい、時間が大幅に延長されるというものすごい状況でした。まあ、この問題は世界の平和にかかわる重大問題ですから、話し始めるときりがないんですよね。

★6月8日(日)★ 学習会「第2回中央委員会決議」に参加しました!

 民青同盟中央委員会が6月6日に「第2回中央委員会決議」を発表しました。その決議についての学習会が民青会館で行われ、私たちも参加しました。

 学習会では、イラク戦争反対などこの半年間の各地の取り組みが紹介され、みんなの思いにこたえるために今民青が求められているということが実感されました。

5月の取り組み

★5月30日(金)★ 「有事法制反対!Todaiアピール行動」に参加しました!

 有事法制に物申す!Todaiネットと学生自治会・学友会学生理事会が主催して、「有事法制反対!5・30Todaiアピール行動」が行われ、私たちも参加しました。

 当日は、五月祭前日で午後が休講でした。昼休み生協前に集合し、13:30に裏門出発で渋谷宮下公園までピースウォークしました。その後電車で国会へ行き、15:30から参議院有事法制特別委員会の委員に有事法制反対の要請をしました。

 各党の反応を見ると、自民党・自由党は堂々と間違っていることを言う、公明党・民主党はひたすら逃げ回る、共産党は有事法制反対のために頑張る、という態度でした。

 五月祭の前日で忙しくて来られなかった人もいると思いますが、有事法制は本当に危険な法律です。世論調査でも、わからないという人が4割もいます(毎日新聞)。わからないままに急いで通そうというのが与党・民主・自由党の思惑です。法律は6月6日に成立してしまいましたが、今度は法律を発動させないためにみんなの力を合わせていきましょう。

★5月29日(木)★ 「不況のシステムと経済問題」(第1弾)を学習しました!

 「不況のシステムと経済問題」第1弾でした。「恐慌・不況はなぜおこるのか」というテーマで学習しました。恐慌は資本主義経済である限り必ず起こるもので、しかも生産が段々減退しておこるものではなく、景気が最もいいときに突然来るものなんです。つまり生産過剰により消費が追いつかなくなって、ものが売れなくなるということで恐慌が起こるわけです。では、なぜ生産過剰になるか、ということまでかなりつっこんで学習しました。ちょっと難しかったかな?

★5月23日(金)★ 「STOP!有事法制5.23大集会」に参加しました!

 陸・海・空・港湾20労組、宗教者、市民団体と小田実、澤地久枝の各氏ら著名人98氏の呼びかけで18時30分から、東京・明治公園で「STOP!有事法制5・23大集会」が開かれ、3万人の怒りと決意にあふれました。私たちも参加しました。

 航空労組連絡会の内田妙子議長が「与党と野党第一党が一緒になって有事法案を衆院で採択したことは許せない。廃案へ向け一人ひとりが全力をあげよう」とあいさつ。日本弁護士連合会や日本青年団協議会、キリスト者平和ネット、NGOなどの代表が決意を表明。政党から日本共産党と社民党があいさつしました。

 その後渋谷(宮下公園)までデモ行進しました。

★5月22日(木)★ 「環境問題と21世紀」(第2弾)を学習しました!

 「環境問題と21世紀」第2弾でした。佐藤洋さん(日本共産党政策委員会)に来ていただき、「環境問題と21世紀・環境対策の到達点と今後の展望」というテーマでお話をしていただきました。環境問題は資本主義社会が構造的に生みだしたもので、その社会のシステムをもうけ優先から切り替えることが問題解決の道を開くことになります。

 また、質問にも答えていただき、大変参考になりました。

 ■佐藤さんのお話の内容はこちら「環境問題と21世紀〜環境対策の到達点と今後の展望」【このHP限定!】

★5月18日(日)★ 学習会「有事法制の本質とたたかいの展望」に参加しました!

 午前は、民青同盟東京都委員会などが主催した「科学の目」緊急講座「有事法制の本質とたたかいの展望」に参加しました。講師は日本共産党参議院議員の小泉親司さんでした。有事法案は15日に与党・民主党などが採決を強行し、たたかいの舞台は参議院に移りました。

 有事法制について、日本を守るためには必要なんじゃないかと思っている人が多いと思いますが、この法律は日本を守るために作られようとしているのではないという本質をきちんと知らせていくことが大切だと実感しました。

 実際日本が攻められる可能性は「万万万万が一」(福田首相・当時)だし、仮に攻められたとしても現在の自衛隊法で対応できます。わざわざ有事法制を制定するのは、アメリカの戦争に武力で参戦するためです。

 基本的人権を制限し戦争に強制動員するのも、アメリカの無法な戦争に反対する世論を抑え込むためなのです。

★5月18日(日)★ 学習会ニュ−トリノ研究の最前線に参加しました!

 午後は、民青同盟東京都委員会などが主催した「科学の目」講座第8弾「ニュ−トリノ研究の最前線」に参加しました。講師は東大宇宙線研究所の梶田隆章教授でした。映像を使ってビジュアルに解説して下さいました。最先端の科学の話は少し難しいところがあって、理解に頭を使いました。う〜ん、知恵熱が……。

★5月17日(土)〜18日(日)★ 新歓合宿をおこないました!

 早稲田大・慶応大・中央大などと合同で、新歓合宿を行いました。17日は、「90年代の政治と日本共産党の役割」の学習会でした。国民不在の政界再編で現在の自公保政権が生まれた背景や、社会を変えるために日本共産党が先進的な役割を演じてきていることを学びました。さらに、夕食後は、アイルランドに留学していた駒場班の班員が「アイルランド報告」を行い、アイルランドの反戦運動や日本との文化・国民性の違いなど、興味深く聞くことができました。

 18日は2つの「科学の目」講座に合流し、その後カラオケに行き熱唱しました。

★5月15日(木)★ 「環境問題と21世紀」(第1弾)を学習しました!

 「『環境問題と21世紀』について大きな視野で考える」というテーマで学習しました。

 環境問題は、このまま放置しておけば人類の存亡にかかわる問題です。今回は、1.環境の世紀へ、2.破壊の構造を把握する、3.環境問題はどこから出てくる?、4.解決の道筋はどこにあるのか?、5.私たちは何をしたらいいのか、という内容で学習しました。

★5月14日(水)★ 「STOP!有事法制5.14緊急大集会」に参加しました!

 有事法案の衆院特別委での採決が強行された14日、国会周辺は朝から廃案を求める人々の抗議の声に包まれました。同日夜は、国会近くの日比谷野外音楽堂で「STOP!有事法制5・14緊急大集会」が開かれ、まともな審議もないまま採決を強行した自民・公明など与党と野党の民主・自由の両党に怒りのこぶしを突き上げました。

 日本共産党の市田忠義書記局長が国会情勢報告と決意表明に立ち、特別委員会での採決強行を糾弾し「廃案に追い込むためにお互いに力を尽くそう」と呼びかけました。

 ■市田さんのお話の内容はこちら「日本共産党の市田書記局長のあいさつ」

★5月8日(木)★ 「アメリカと日本」(第2弾)を学習しました!

 松竹伸幸さん(日本共産党政策委員会)に来ていただき、「日米関係の今と今後」というテーマでお話をしていただきました。たくさんの質問にも答えていただき、大変参考になりました。私たちにも知らないことがいくつもあって、色々わからなかったことが解明されました。

 また、松竹さんが『反戦の世界史』(新日本出版社)という本を出しました。反戦平和運動が国際法をつくる大きな力になったことが興味深く書かれています。これも読むと大変参考になるはずです。

 ■松竹さんのお話の内容はこちら「日米関係の今と今後」【このHP限定!】

★5月3日(祝)★ 「2003年5・3憲法集会」に参加しました!

 「生かそう憲法、高くかかげよう第9条」をテーマに、13時から日比谷公会堂で2003年5・3憲法集会が開かれました。私たちも参加しました。

 アメリカのイラク戦争がおこなわれ、有事法制の制定がねらわれている中、会場には2500人が参加しました。日本共産党の志位和夫委員長や社会民主党の土井たか子党首らが発言し、憲法の大切さと平和への思いをあらためて確認しあいました。

 16時からは銀座をピースウォークしました。この日は、護憲派・改憲派双方の集会が各地で開かれ、この憲法集会の会場付近には右翼の街宣車がやって来て、わめいていました。

 ピースウオーク後には、銀座で焼肉を食べました。

感想》

  • 同級生と座っていた東大の女子学生(18)=東京・三鷹市=は、憲法集会には初参加。「戦争の愚かさを学んだ日本は、九条を前に出して世界に平和を訴えるべきだ。日本は経済力があり発言力もある。有事法制や戦争反対の声をあげよう、との働きかけがもっと必要だと思う。」と話しました。(5月4日付『しんぶん赤旗』15面)

★5月1日(木)★ 「アメリカと日本」(第1弾)を学習しました!

 「どうする日本!アメリカ従属外交に未来はあるか?」というテーマで学習しました。

 イラク戦争で典型的だったように、日本は、世界がどんなに反対しても、アメリカの言うことに忠実で、決して反対しません。この理由が日米安保体制にあることを学び、安保条約をなくして独立・中立の日本になることが、そこから脱却する道だということもみんなで考えました。

4月の取り組み

★4月29日(休)★ イラク情勢と有事法制の学習会に参加しました!

 「科学の目」講座の後は、民青同盟東京都委員会が主催したイラク情勢や有事法制についての学習会に参加しました。講師は松竹伸幸さん(日本共産党政策委員会)でした。松竹さんには5月8日に民青駒場班の班会に来ていただき「日米関係の今と今後」というテーマでお話ししていただきますので、そちらのほうの報告もぜひご覧下さい。

 学習会の後は、新宿にみんなでしゃぶしゃぶを食べに行きました。

★4月29日(休)★ 学習会「昭和天皇の戦争責任を考える」に参加しました!

 民青同盟東京都委員会などが主催した「科学の目」講座第7弾「昭和天皇の戦争責任を考える」に参加しました。ビックス著『昭和天皇』の日本語版を監修した一橋大学の吉田裕教授のお話を聞きました。非常にわかりやすいお話でした。有事法制が議論されている今、同じ過ちを繰り返さないために、あの侵略戦争についてもう一度よく考えてみることが大切だと考えさせられました。

★4月25日(金)★ 有事法制反対のピースウォークに参加しました!

 「有事法制にもの申す!Todaiネット」が主催して、駒場から渋谷までの東大生ピースウォークが行われました。私たちも参加しました。

 18時15分に生協前に集まり、みんなで思い思いの言葉をプラカードに書き、有事法制反対や平和の思いを表現しました。その後裏門に集合し、19時出発。山手通りと国道246号線を通って渋谷の宮下公園までゆっくり歩きました。途中では手を振ってくれた人などもいて、有事法制反対を沿道の人たちにアピールできました。

 ピースウォーク後には、渋谷でみんなで食事・交流をしました。

感想》

  • もう一度ピースウォークをやりたい。 
  • クラスの人は、こんなことをやっても意味があるのかと言っていたが、自分は有事法制は絶対にやめさせなければならないと思う。そのために頑張りたい。
  • 有事法制の危険性をもっとみんなに知らせて、廃案に追い込みたい。

★4月24日(木)★ 「日本を『戦争をする国』にする有事法制を読み解く」を学習しました!

 「日本を『戦争をする国』にする有事法制を読み解く」というテーマで学習しました。

 政府は、有事法案を5月の連休明けにも衆議院を通過させようとねらっています。この有事法制は、外国から攻められたときに日本を守るためのものではなく、アメリカのおこす戦争に日本が協力するためのものです。そのために、国民の自由と権利を制限し、強制的に戦争動員することが記されています。しかも有事法制は今回の法律で終わりではなく、むしろ第一歩です。この後、国民の自由と権利をさらに制限し戦争国家体制をつくっていく法律をいくつも作ろうと政府が考えていることが報道されています。この学習で、「有事法制は絶対やめさせなければいけない」などの感想が聞かれました。

★4月19日(土)★ Peace Movementに参加しました!

 全国の学生が集まって、学生によるイラク戦争反対の集会(Peace Movement)が芝公園で行われました。私たちも参加しました。

 各地でのイラク戦争反対の取り組みが紹介され、フォトジャーナリストでTBSニュース23にも出演した久保田弘信さんが講演しました。

 その後、銀座経由で東京駅を通って6kmのピースウォーク。ちょっと距離が長かったですねえ。ピースウォーク終了後、みんなで食事・交流をしました。

★4月17日(木)★ 「日米安保と日本の外交のあり方について考える」を学習しました!

 日本は、どうして何でもアメリカ言いなりなのでしょうか。それは安保条約があるからです。安保条約で日本に米軍の基地が置かれ、軍事・経済面でしばられているのです。それで日本は自主的な外交ができません。あれだけ世界中で史上空前のイラク戦争反対の声が広がっても、日本政府だけは「反戦運動は利敵行為」(公明党幹事長)と言って、戦争反対を敵視し、戦争にもろ手をあげて賛成していくのです。この世界でも異常な日米関係を正常な対等・平等の関係にしていくためには、軍事同盟である日米安保条約をなくし、日米友好条約を新たに結ぶことです。それが、世界平和にもたらす影響ははかりしれないでしょう。

★4月10日(木)★ 「米国の世界戦略について批判的に学ぶ」を学習しました!

 アメリカのブッシュ政権は、自分の気に入らない国の政権を倒すために先制攻撃もやるし核攻撃も辞さないという戦略をとっています。「悪の枢軸」とイラクを決めつけ、その手始めの戦争をおこないました。ブッシュ政権は石油の利権にまみれた政権で、自らのもうけのためにはなんでもやるという態度です。このアメリカの世界戦略が今世界に何をもたらそうとしているのかを学び、平和な世界秩序をどう構築していくかを考えました。

★4月8日(火)★ 「国連憲章と世界政治の新しい流れ」を学習しました!

 アメリカは国連憲章を無視し、国連決議をあげることができずに先制攻撃のイラク戦争を始めました。ベトナム戦争でも世界中で反戦運動がおこりましたが、その時は国連は無力でした。しかし、今回のイラク戦争では、ベトナム戦争時とは違って、戦争が始まる前から世界中で反戦運動がおこり、アメリカの戦争を半年にわたってくい止めました。さらに、国連はついにアメリカに戦争容認の決議をあげさせることを許さず、アメリカは外交的には決定的に敗北したまま戦争に突入せざるを得なかったのです。

 今、世界の平和秩序を守るやり方か、無法に世界を思うままに支配するやり方か、2つの流れがせめぎ合っています。そして、21世紀は、世界の平和秩序を守る動きが世界で広がっていく世紀になりつつあるということが、世界の歴史を大きくとらえることでわかってきます。

 このように見ていくと、アメリカがイラク戦争を始めたことでがっかりする必要はないし、これからも平和をもとめるたたかいは続いていくということが見えてきました。

★4月7日(月)★ 映画「チョムスキー9・11」を上映しました!

 チョムスキーはアメリカの有名な言語学者です。アメリカの無法な世界戦略に対し、一貫して警告を発し、批判の声をあげています。そのチョムスキーが各地でおこなった講演やインタビューをまとめた映画「チョムスキー9・11」を上映しました。

 アメリカのしかけたイラク戦争に世界中から怒りが巻き起こっている中、参加者は興味深く見ていました。

3月の取り組み

★3月31日(月)★ アメリカ大使館に行きました!

 民青駒場班が3月に新入生から集めた「イラク攻撃に反対します」という署名が約1000筆(985筆)にもなりました。新入生の思いがこもったその署名を手にして、アメリカ大使館に行き、署名を提出してきました。

 応対に出た大使館の担当者は、「本当に数多くの署名やメールが来ています。署名は全部集計して本国に伝えます」と言っていました。

 それにしてもすごい警備でした…。

★3月28日(金)★ 裁判傍聴に行きました!

 東大民青OBの弁護士2人の案内で、東京地裁に裁判傍聴に行きました。刑事裁判(殺人、麻薬、強制猥褻)を傍聴しました。色々と考えさせられることが多く、人生の断面をかいま見る思いがしました。

 最後に、弁護士会館地下の喫茶店で、弁護士さんに軽食をごちそうになりました。

★3月27日(木)★ 国会見学&イラク攻撃反対の国会要請に行きました!

 早稲田大学民青班が主催した国会見学ツアーに参加しました。

 まず、衆議院の安全保障委員会を傍聴しました。その後昼食をはさんで、山口富男衆議院議員(日本共産党・比例東京ブロック)と懇談会をおこない、イラク攻撃の最新情勢や山口さんの学生時代の話などを聞き、楽しく盛り上がりました。

 それから、早稲田大学民青OBの議員秘書の案内で国会内を見学しました。本会議場や御休場(天皇が休む部屋)などを含め、一通り見学しました。

 最後に、イラク攻撃反対と日本政府のアメリカ支持をやめさせるために、各党議員に要請しました。民主党・自由党・共産党などは今回の戦争には反対で、政府のアメリカ支持もおかしいということで一致しました。しかし、自民党は「自民党だからアメリカを支持します」という論理性のない説明しかできず、公明党は私達と会うことすら拒否しました。

 参加した学生によると、「私は国会要請に何度か行ったことがありますが、こんなにひどい対応は初めてでした。説明に困って私達を追い返さざるを得なくなるとは、それほど自民党政治が行き詰まっていることの表れでしょう」とのことでした。また、別の学生は「公明党は私達に会うことすら拒否しました。何回かの国会要請で、面会拒否されたのも初めてでした。どっちに顔を向けて政治をおこなっているのかが本当に問われる異常な態度でした。」と言っていました。

★3月16日(日)★ 学習会「憲法9条外交への転換を提唱する」に参加しました!

 民青同盟東京都委員会などが主催した「科学の目」講座第6弾「憲法9条外交への転換を提唱する」に参加しました。講師は元参議院議員で日本共産党の国際局次長の笠井亮さんでした。世界中でアメリカへの批判が強まる中、アジアで突出して対米協力を進める日本政府。憲法9条を生かしたもう一つの道の積極的意味を考えました。

★3月15日(土)★ イラク攻撃反対の集会とピースウォークに参加しました!

 著名人が呼びかけ、日比谷野外音楽堂でおこなわれたNO WAR ON IRAQ STOP有事法制 平和を願う日本の良心をいま世界にに参加しました。この集会とその後のピースウォーク(戦争反対のデモ行進)には、1万人が集まりました。日本共産党の穀田恵二国会対策委員長があいさつしました。この日は、イラク攻撃反対の世界同時行動の日で、日本でも各地で平和を求める取り組みが行われました。

 ■穀田さんのお話の内容はこちら「日本共産党の穀田国対委員長のあいさつ」

★3月8日(土)★ イラク攻撃反対の集会とピースウォークに参加しました!

 日比谷野外音楽堂でおこなわれたイラク攻撃反対の集会とピースウォーク(World Peace Now 3.8) に参加しました。この集会とその後のピースウォーク(戦争反対のデモ行進)には、4万人が集まりました。あまりにもたくさんの人が参加したため、私達がピースウォークに出発するまで2時間30分もかかってしまいました…。みんなが思い思いのパフォーマンスを行い、平和の意思を示していました。

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